内田さんからのカウアイハンドボールトーナメントのレポート第2弾です。
【 4日目:10/31日、練習試合、レセプションパーティー参加 】
・ 大会全般は前日で終了しましたが、この日は練習試合とレッスンを受けました。
・ アイルランド出身(現サンフランシスコ在住)のモーア選手にコーチを受けています。
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・ Cox選手にスピンサーブを教わりました。彼は60歳オーバーとは思えない運動量です。
・ カルロス選手のご子息ホセ君(10歳)も参加。10~20代の選手は2世が多く、母と息子ペアでの参加も見受けられました。海外では後継者育成がしっかり行われているようです。
・ 会場の様子
・ 最後に入り口で記念撮影
《 レセプションパーティー 》
・ 最終日夜に開催されたレセプションパーティーに参加しました。3日間お世話になった選手、関係者の方々へ御礼のご挨拶も兼ねて、会場準備のお手伝いから参加し親睦を深めてまいりました。
【 所感 】
今回初めて海外の大会へ参加させて頂きましたが、技術的な部分も含め様々な面で非常に勉強になりました。また、日本チームとしての課題も気がついたところがあるので個人的な所感ではありますが列記いたします。
《 日本チームの存在 》
現地関係者は日本チームメンバーに非常に好意的でした。彼らの好意に背かないためにも継続して日本からの参加を促していきたいと感じました。
今後、世界大会等で日本チームの存在を高めるためには、今回のような機会に積極的に参加し交流を深める必要があると思います。来期もせめて今回と同じ人数は参加したいと思います。
《 練習時間、経験不足 》
現地の選手に伺ったところ、ほとんどの選手が週3~4日練習して、2~3ヶ月に一回はどこかの大会へ参加しているそうです。前記した60歳オーバーのCox氏もその次の週、本土の大会に出るとおっしゃっていました。
また、ある選手にコーチしてもらった時に気が付いたのですが必ず練習方法も教えてくれます。つまり一人練習も欠かしていません。
練習試合であっても必ず試合形式の21点ゲーム2セット先取方式で常に試合を想定して行っております。これによりゲームの運び方や体力配分などを身に付けています。
《 語学力、コミュニケーション能力の不足 》
試合は基本的に負け審判ルールでしたが桜井選手以外日本選手は免除となっておりました。語学力不足が原因だったと考えられます。先方の好意とはいえ結果的にはご迷惑をお掛けしてしまいました。お世話になっている以上、最低限度の役割は行うべきだったと思います。
また、練習等で教えてもらう時やメールアドレスなどの連絡先を交換する際などプラスアルファのコミュニケーション能力がもっとあれば、より効果的になると思います。
《 体調管理ほか 》
海外遠征という慣れない状況に対して、現地での体調管理やそれに対する準備の必要性を実感しました。普段と異なる、「食事量の調節」、「メニューの選択」、「体内時計の時差調整」、「現地で暴飲暴食しない」など、海外で試合を行う時は体調をベストな状態に持って行くための注意が特に必要です。
以上、ご報告いたします。 内田 維和