2012世界大会参加レポート

2012世界大会に参加して
昨年10月(2012年)、アイルランドのダブリン郊外で3年毎に開催される世界大会に日本から17名のプレーヤーが参加し、試合、応援そして海外プレーヤーとの再会、交流を楽しみました。
会場はダブリン市郊外約30分、SaggartにあるCitywestホテル内のアリーナで、4-Wall 13面、1-Wall8面のコートが設置され、12日間・エントリー数2084名・試合数3286・30国参加で午前8時から午後11時頃まで熱き戦が行われました。特にMen’s C-Singlesクラスは190名以上のエントリー数でダブリン市内の大学等のコートも使用したようです。日本からは17名(内3名女性)が参加し 、B-Singlesから75歳クラスで健闘しました。しかし世界の壁は厚く、ボールスピード、体力、戦略等多くの事を勉強させられました。
参加者数は前回(2009年米国Portland、986人)の2倍以上で、さすがウォールハンドボールをナショナルスポーツの一つとしているアイルランドでの開催でした。
1-Wallプレーヤーの増加は目を見張るものがあり最近は特にヨーロッパの国で盛んなようです。4-Wallと違い正面の壁から4,5メートルのところで4人がジャンプ、ダイビングを繰り返してボールを打つダブルスの様は圧巻でした。
ジュニアの参加者も多く、親子で1-Wallを楽しむ姿が楽しく、嬉しく思いました。
今回のOpen-Singlesの優勝者、男性はPaul Brady(Ireland)で世界大会連続4回を制覇しました。女性は新鋭Aisling Reilly(Ireland)で両プレーヤーの試合は見応えのあるものでした。
次回は2015年カナダのカルガリーで開催予定です。3年後の参加に向けて更なる練習、インナーマッスルトレーニングそしてスタミナ作りをしなければなりません。 (アイルランドの4-Wallオリジナルコートは60x30feetですが、世界大会は国際標準コート40×20で行われています。)

Danny Bell(Canada)と日本からの参加者
Men’s OPEN Singles Final(Paul Brady vs. Luis Moreno)

↑男子オープンクラスのシングルス決勝の動画です。