ウォールハンドボールの愛好者にインタビューするプレイヤーズ ヴォイスです。
ウォールハンドボールの始めるきっかけや魅力を語っていただきます。
第6回目は中村一隆さんから「いつも大会の開催や用具販売でお世話になってます。いちど試合でパートナーを組ませて頂いたことがありますが、後方からのキルショット(※下参照)がすばらしかったです。」とご紹介いただいた高草さんです。
お名前:高草 高
ウォールハンドボール歴:休み休み33年
他スポーツ歴:野球、パワーリフティング、スキー
●ご紹介いただいた中村さんについて
ハンドボールプレーヤーにはめずらしい紳士な方。お酒の飲み方も綺麗です。
●所属クラブもしくはよくプレーするクラブを教えてください
YMCAで遊んでいます。
●プレーの頻度はどれくらいですか?
週一回程度。
●ウォールハンドボールを始めたきっかけを教えてください。
24歳のときに鶴見さん(YMCAメンバー)に誘われ、YMCAで始めました。鶴見さんのおだてに上手くのせられましたね。
●ウォールハンドボールを最初にどう思いましたか?体験していかがだったでしょうか?
昔過ぎて覚えていませんが、楽しかったのかな。ムキになってボールを追っていたような感覚があります。
●あなたにとってウォールハンドボールの魅力は?
子供に返って、無心でボールを追えること、歳の差無く真剣にボールを介してけんか(子供のけんか)が出来ることですね。
●数十年のキャリアをお持ちですが、続けられる秘訣を教えてください。また、体のケアとかはどのようにしていますか?
毎夜のアルコール消毒と言いたいのですが、残念ながら週一のハンドボールしかできない日々が5年ほど続いて、現在、膝、肩を痛めてしまいました。まだまだ続けるために、週二回のハンドボールとそれに耐えられる体のためのトレーニングもしないといけませんね。
●他のスポーツに比べてここは違う。ところを教えてください。
比較は出来にくいですが、ボールを追いながら素の自分と相手に向き合えることかな。
●得意、好きなショットを教えてください。
出来るだけ、低く取ってその低さでボールを投げること(打つこと)。
●プレーをする時に何か心がけていることはありますか?
手抜きをしない、とにかく真剣、常にセンターポジションに戻ろうとすること。ボールのバウンドのリズムと自分の動きのリズムを合わせること。
●今後の目標、夢をお聞かせください。
体が動く限り、続けたいですね。
●ウォールハンドボールに興味がある方に一言お願いします!
コートに入って先ずはボールを投げましょう、投げるようにボールを返すことで手の痛みは少なくなります。
●次に登場する方をご推薦ください。出来ればその理由もお聞かせください。
やはり、私を誘ってくれた鶴見さん。この方のハンドボール好きには頭が下がります。勧誘の仕方も凄いですね。
以上、ありがとうございました。休み休みとはいえ、33年のキャリアは凄いです。体を万全にしていただき、永くプレーをしていただきたいです。また、その技術を、ぜひウォールハンドボールの愛好者にお伝えください。
※キルショットとは/前の壁の一番下の所に当てるショットです。ボールが転がって返ってくるため、相手はボールを返すことができません。非常に難しいショットです。
2012年6月
(聞き手:日本ウォールハンドボール協会 桜井)